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講談社の雑誌の新人賞の候補作の中に、かつて例を見ないほど強烈な盗作をしたものがあって話題になってるそうですね。以下のサイトによくまとめてあります。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives...
構図が頭の中に焼きついていて似たようなものを描いてしまうのならば理解できるのですが、人様の漫画をまんまトレースとは・・・。風景写真を参考資料にするのとはワケが違うし。これをやった人は何故、これがまかり通ると思ったのでしょうね。
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話は変わりますが、過去に自分に起きた出来事をばひとつ。
正確な日付は記憶していませんが、ある日、専門学校の教師を名乗る人物から電話がかかってきました(どうやって電話番号を知ったのかは不明。胡散臭いイラストレーター仲介会社に登録して後から登録削除したこともあったしな…。)。その男の言うには、「あなたがうちの学校の生徒の作品を無断でウェブサイトに自分の作品として掲載しているのはどういう事か」と。
寝耳に水でした。うちのサイト(豆腐嬢)で展示している絵の全ては自分自身で描いたもので、他人の手によるものは一つもありません。電波ちゃんが構図が似てるとか、漫画(当時は公開していた)のネタが脳内作品に似てるとか言い出したのかと思いましたが、そんなレベルではなく、まんまいくつも掲載していると仰る。
指導する立場にある人間ならば、その生徒がそれを描けるだけの能力があるかどうかの判断や制作過程をも見ていて当然なわけで、どちらが真の描き手であるかなぞ、考えるまでも無いはずなのですが・・・。
で、私は「あなたの学校が旅費と滞在費を出してくれるのならば、日ごろ使っているソフトウェアとタブレットを持参して出向きますので、その生徒とパソコンを横に並べてウチのサイトで展示してあるような絵を描けるかどうか実践してみせましょうか?もちろん私のサイトの絵が私の手によるものである事を証明した後で、あなたの専門学校と当事者の生徒に謝罪とそれなりの罪の清算をしていただきますが。」と言いました。
すると彼は暫く押し黙り、「その生徒の処遇はどうすればいいのか。」と言いました。
こちらとしては彼が電話をかけてこなければ、そんな事をされているとは知る由も無かったわけで、うちの電話番号をどうやって調べたのかは判りませんが行動から察するに大事にはなってる模様。今頃は当事者の学生は罪の意識と後悔に頭をかかえているだろうな、と思いました。
「その学生も今頃は事の重大さに気がついているだろうし、普通ならば当然の処置として強制退学の上に、一生レッテルを背負う事になるのでしょうが、そこまで厳罰にする事は無いですよ。まるっきりお咎め無しというは許せませんので処遇が決まったら、また電話をください。」
相手は20歳前後だろうし、「これで将来が閉ざされるのも可哀相かな」と思いつつ、こう答えました。
すると専門学校の教師とやらは、「それだけ甘いと言う事は、あなた自身にやましい事があるからではないか。」と抜かしやがったのです。
さすがにカチンときて、「それならば、あなたの専門学校とあなた自身の監督責任も含めて徹底的に罪の追求をやりましょうかね!」と言いました。
すると彼はモゴモゴと口ごもり、逃げるように電話を切りました。
その学生の処遇がどうなったのか連絡もありません。
実を言うと、件の学生が具体的に豆腐嬢のどの絵を(どの程度の数を)自分の作品として提出したのか未だに知りません(電話で聞かされただけだし)。かつてゲーム会社の社員だった時に「デザイナーの応募にウェブで拾った画像を自分の作品として送りつけてくるヤツがいる」と聞いた事があり、その時は「仮にそれで就職できても、実際に働き始めたらボロがすぐ出るのではなかろうか」と不思議に思ったものでしたが、教える立場の人間として教え子が自分で描いた作品以外のものを提出してきても全く気がつかないというのも酷いものです。むしろ事が発覚したので体裁を取り繕う為に電話をかけてきたのであって、実はそう指導していたのではないかと勘ぐりたくなるような電話のやりとりでした。
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この文章の上の方で紹介した「メガバカ」にも担当の編集者がついていただろうに、その人は全く気がつかなかったのか凄く気になります。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives...
構図が頭の中に焼きついていて似たようなものを描いてしまうのならば理解できるのですが、人様の漫画をまんまトレースとは・・・。風景写真を参考資料にするのとはワケが違うし。これをやった人は何故、これがまかり通ると思ったのでしょうね。
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話は変わりますが、過去に自分に起きた出来事をばひとつ。
正確な日付は記憶していませんが、ある日、専門学校の教師を名乗る人物から電話がかかってきました(どうやって電話番号を知ったのかは不明。胡散臭いイラストレーター仲介会社に登録して後から登録削除したこともあったしな…。)。その男の言うには、「あなたがうちの学校の生徒の作品を無断でウェブサイトに自分の作品として掲載しているのはどういう事か」と。
寝耳に水でした。うちのサイト(豆腐嬢)で展示している絵の全ては自分自身で描いたもので、他人の手によるものは一つもありません。電波ちゃんが構図が似てるとか、漫画(当時は公開していた)のネタが脳内作品に似てるとか言い出したのかと思いましたが、そんなレベルではなく、まんまいくつも掲載していると仰る。
指導する立場にある人間ならば、その生徒がそれを描けるだけの能力があるかどうかの判断や制作過程をも見ていて当然なわけで、どちらが真の描き手であるかなぞ、考えるまでも無いはずなのですが・・・。
で、私は「あなたの学校が旅費と滞在費を出してくれるのならば、日ごろ使っているソフトウェアとタブレットを持参して出向きますので、その生徒とパソコンを横に並べてウチのサイトで展示してあるような絵を描けるかどうか実践してみせましょうか?もちろん私のサイトの絵が私の手によるものである事を証明した後で、あなたの専門学校と当事者の生徒に謝罪とそれなりの罪の清算をしていただきますが。」と言いました。
すると彼は暫く押し黙り、「その生徒の処遇はどうすればいいのか。」と言いました。
こちらとしては彼が電話をかけてこなければ、そんな事をされているとは知る由も無かったわけで、うちの電話番号をどうやって調べたのかは判りませんが行動から察するに大事にはなってる模様。今頃は当事者の学生は罪の意識と後悔に頭をかかえているだろうな、と思いました。
「その学生も今頃は事の重大さに気がついているだろうし、普通ならば当然の処置として強制退学の上に、一生レッテルを背負う事になるのでしょうが、そこまで厳罰にする事は無いですよ。まるっきりお咎め無しというは許せませんので処遇が決まったら、また電話をください。」
相手は20歳前後だろうし、「これで将来が閉ざされるのも可哀相かな」と思いつつ、こう答えました。
すると専門学校の教師とやらは、「それだけ甘いと言う事は、あなた自身にやましい事があるからではないか。」と抜かしやがったのです。
さすがにカチンときて、「それならば、あなたの専門学校とあなた自身の監督責任も含めて徹底的に罪の追求をやりましょうかね!」と言いました。
すると彼はモゴモゴと口ごもり、逃げるように電話を切りました。
その学生の処遇がどうなったのか連絡もありません。
実を言うと、件の学生が具体的に豆腐嬢のどの絵を(どの程度の数を)自分の作品として提出したのか未だに知りません(電話で聞かされただけだし)。かつてゲーム会社の社員だった時に「デザイナーの応募にウェブで拾った画像を自分の作品として送りつけてくるヤツがいる」と聞いた事があり、その時は「仮にそれで就職できても、実際に働き始めたらボロがすぐ出るのではなかろうか」と不思議に思ったものでしたが、教える立場の人間として教え子が自分で描いた作品以外のものを提出してきても全く気がつかないというのも酷いものです。むしろ事が発覚したので体裁を取り繕う為に電話をかけてきたのであって、実はそう指導していたのではないかと勘ぐりたくなるような電話のやりとりでした。
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この文章の上の方で紹介した「メガバカ」にも担当の編集者がついていただろうに、その人は全く気がつかなかったのか凄く気になります。
バイオハザード3
最近は電車通勤だったりするんですが、中で「バイオハザード3(映画)」のポスターを見かける度に、U2の「Elevation」が頭の中で再生されます。歌詞を全部知ってるわけではないのでサビのとこだけね。
ちなみに「Elevation」は「トゥームレイダー(映画/2001年)」 の主題歌。
両者のポスターって、雰囲気が似て・・・。
あれ?あらためて並べてみるとそうでもないな。
このポスターを見かけるたびに「トゥームレイダー」を思い出してたんだけど。
最近は電車通勤だったりするんですが、中で「バイオハザード3(映画)」のポスターを見かける度に、U2の「Elevation」が頭の中で再生されます。歌詞を全部知ってるわけではないのでサビのとこだけね。
ちなみに「Elevation」は「トゥームレイダー(映画/2001年)」 の主題歌。
両者のポスターって、雰囲気が似て・・・。
あれ?あらためて並べてみるとそうでもないな。
このポスターを見かけるたびに「トゥームレイダー」を思い出してたんだけど。
熊本県立美術館本館にて本日まで開催されていた「世界遺産ナスカ展」に行ってまいりました。朝の比較的早い時間に美術館に到着したものの、最終日だけあって人間の量は半端じゃありませんでした。この手の展は最終日に行くものではありませんね。
それはさておき、展は素晴らしいものでございました。もー、土器の模様や色彩、造形センスが心の琴線に触れまくり!デフォルメのコミカルさが日本の漫画に近しいものがあるように感じました。
カタログを買わずにいられないような展に逢ったのは何年ぶりだろう!
(ちなみに2000円でした。)