Entries

2015年10月6日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

Icon of admin
AMAKOMA-YA
伝承妖怪お題絵:第44回
20240301202318-admin.png

デエデエ坊【デエデエボウ】:山形県羽黒山に伝わる。雪の上に飛び飛びに大きな足跡が付くことがあり、一本足の巨人が通った跡だと考えられた。(戸川安章『旅と伝説』通巻一九三号「羽黒山夜話」)

twitterでやっている伝承妖怪お題絵の8月のお題。実際の姿を見たとか、その外見といった伝承は残ってないっぽいので変化球ぎみに描いてみました。

2015年10月4日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

Icon of admin
AMAKOMA-YA
伝承妖怪お題絵:第43回
20240301202151-admin.png

フクマカブセ:滋賀県甲賀郡信楽町多羅尾に伝わる。道を歩いていると、ふっと目の周りが暗闇になるが、これはフクマカブセにカブセラレタのだという。これは川べりや橋のたもとにいるもので、白い布のようなものをかぶせるのだという。(国学院大学民俗学研究会『年刊民俗採訪』昭和三十七年)

twitterでやっている伝承妖怪お題絵の7月のお題。


夜、川のそばを歩いていると、あたりが急に暗くなって川の中に落ちることがあり、フクマカブセにかぶせられたという。フクマカブセは多羅尾家のお屋敷の下、大井の家の下、文久屋敷の下の、3ヶ所にいるといわれる。(中京大学郷土研究会『中京民俗』通巻14号1977年)

川のそばにガスか何か出てて立ちくらみしやすい場所があって、その犯人が狸だと思われて発生した伝承かな?