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2013年12月30日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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伝承妖怪お題絵:第24回
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イゲボ:三重県度会郡に伝わる。鬼火のこと。(柳田國男『妖怪談義』)

twitterでやっている伝承妖怪お題絵の12月のお題。情報量があまりにも少ないので、イガみたいなものが見える炎→イガホ→イゲボと思うことにして描きました。
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伝承妖怪お題絵:第23回
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オラビソウケ:長崎県北部、佐賀県北西部に伝わる。山でこの怪物に遭い、おらびかけるとおらび返すという。オラブとは大声で叫ぶことであるが、ソウケの意味は不明。山彦とは違い、山響きというらしい。(柳田國男『妖怪談義』など)

twitterでやっている伝承妖怪お題絵の11月のお題。

2013年12月29日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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伝承妖怪お題絵:第22回
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シラミ:愛媛県北宇和郡下波村に伝わる。死んだ者の霊が夜の海に白く光って泳いでくることがあるという。漁師はこれを馬鹿と呼ぶが、もし馬鹿と言っているのが聞こえると、怒って櫓にすがるなど散々な目にあわせるという。(桂井和雄『旅と伝説』十六巻二号「七人みさきに就て」など)

twitterでやっている伝承妖怪お題絵の10月のお題。
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伝承妖怪お題絵:第21回
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くね揺すり【クネユスリ】:秋田県仙北郡角館町に伝わる。クネとは生垣のことで、これを揺らして音を出すのだという。(武藤鉄城『旅と伝説』通巻一二七号「音と民俗」)

twitterでやっている伝承妖怪お題絵の9月のお題。

2013年12月28日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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伝承妖怪お題絵:第20回
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ニシヲカムイ:北海道石狩市浜益区に伝わる。夏の夕暮に、海から怪物が上陸し、山の方に行ってしまった。海にいた時は黒ずんだ物に見えたが、上陸すると風のようにその形を捉えられなかったという。特に害はなかったという。(深瀬春一『旅と伝説』三巻十号「松前怪談十種」)

twitterでやっている伝承妖怪お題絵の8月のお題。文面を読む限りでは何だかよくわからないけども、とりあえず青空にポツンと浮かんだ場違いな小さな黒雲の妖怪、というイメージで描いています。風に流されて上陸して、そのうちに拡散して消えていく、みたいな感じ。
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伝承妖怪お題絵:第19回
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麻姑(原文は「魚+摩・鮕」)【マコ】:神奈川県横浜市金沢区に現れた。流圓坊という僧の元に海から二匹で現れ、よく懐いたという。体のどこかが痒いと思うと、口にせずとも察して、気持よく掻いてくれたという。(井原西鶴『西鶴諸國ばなし』)

twitterでやっている伝承妖怪お題絵の7月のお題。孫の手の由来の妖怪ということで手を孫の手っぽく描いてみました。

この妖怪についてはこちらのサイトが詳しいのでご紹介をば。
http://ewigleere-memorium.jimdo.com/2013...