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伝承妖怪お題絵:第26回
伽藍さま【ガランサマ】:岡山県に伝わる。どこの寺にも境内の何処かにガランという妖魔がいるという。ひどくもの吝み(おしみ)するもので、挿歯(足駄)をはいて付いた土すら吝む程なので、寺は決して歯下駄をはいて入るものではないとされている。(嶋村知章『岡山文化資料』二巻三号「妖怪雑輯」)
twitterでやっている伝承妖怪お題絵の2月のお題。
どこかのお寺に伽藍の管理責任者である坊さんがいまして。その人がとてもとても口煩い人で、陰でつけられた渾名が「伽藍さま」。それが寺の外に面白おかしく伝わって、いつしか人から妖怪になってしまったんではなかろうか、と思います。たまにいる、「元は人の呼び名だったんじゃないの?」系の妖怪ではないでしょうかね。
一方で絵としてアプローチするならば、「がらーんとした」「がらんどう」という言葉があったりするので、体に伽藍とした空洞をもった怖い系の妖怪として描くのもありだったかもしれません。
伽藍さま【ガランサマ】:岡山県に伝わる。どこの寺にも境内の何処かにガランという妖魔がいるという。ひどくもの吝み(おしみ)するもので、挿歯(足駄)をはいて付いた土すら吝む程なので、寺は決して歯下駄をはいて入るものではないとされている。(嶋村知章『岡山文化資料』二巻三号「妖怪雑輯」)
twitterでやっている伝承妖怪お題絵の2月のお題。
どこかのお寺に伽藍の管理責任者である坊さんがいまして。その人がとてもとても口煩い人で、陰でつけられた渾名が「伽藍さま」。それが寺の外に面白おかしく伝わって、いつしか人から妖怪になってしまったんではなかろうか、と思います。たまにいる、「元は人の呼び名だったんじゃないの?」系の妖怪ではないでしょうかね。
一方で絵としてアプローチするならば、「がらーんとした」「がらんどう」という言葉があったりするので、体に伽藍とした空洞をもった怖い系の妖怪として描くのもありだったかもしれません。
twitterでやっている伝承妖怪お題絵・・・ではありません。番外編。
カネ掘リ婆サン:「愛知おもてなし妖怪隊」のカネ掘リ婆サンの項目参照のこと。
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