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伝承妖怪お題絵:第32回
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ビシャガツク:福井県坂井郡に伝わる。冬のみぞれが降る夜道を歩いていると、後ろからビシャビシャという足音が聞こえてくるという。これを「ビシャがつく(ビシャが憑く?)」と呼んでいた。(柳田國男『妖怪談義』など)

twitterでやっている伝承妖怪お題絵の8月のお題。なんか前に似たような絵を描いたことがあるような?と、思ったら「静か餅」とあまりかわらなかった・・・。
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伝承妖怪お題絵:第31回
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クサビラ:奈良県吉野郡上北山村に伝わる。麦藁帽を被った子供のような姿で、重さは七、八貫ほどもあるという。楢の木の根返しの所などに現れ、夜は青い光を放って驚かすが、恐ろしいものではなく、声も出さないという。(高橋文太郎『山と人と生活』)

twitterでやっている伝承妖怪お題絵の7月のお題。あれ?七、八貫って30kgくらいだから、そんなに大きくないんじゃ・・・と思って調べてみたら現代の日本の9歳児(男女とも)の平均体重が30kgらしいですね。

【クサビラ神】
http://www.iw.vrtc.net/~masa/kusabira.ht...
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熊本の妖怪
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 侍村の肥前陣は、天正十五年四月、豊臣秀吉の島津征討に呼応して出征した肥前(佐賀藩)の軍勢が陣を構えたところで、その名があるが、黒べこはそこを塒にしていた。
 黒べコは夜になると、黒褌をした裸の大男になって現われ、道行く人たちを驚かすのが得意で、“肥前陣の黒べコ“と言って恐れられていたが、別に悪さをすることはなかったという。
 ところが、水俣の町もだんだんと開け、山の麓も伐採され、チッソの工場も拡がってきて、餌場になっていたところも次第になくなり、また空気も悪くなって暮らしにくくなったからか、暮らし馴れた肥前陣を離れることにした黒ベコは、ある日人間に化け、どこかの船頭さんを騙して長島(鹿児島)に渡してもらったそうな。ところが、この船が長島の海岸に着くなり、その客人は船賃を船頭に払うと船から飛び降り、さっさと山の中に消えて行ったので、不思議に思った船頭がもらった船賃をよく見ると、それは全部木の葉じゃったという話である。

 
水俣市史「民族・人物編」より
http://www.city.minamata.lg.jp/960.html
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浅間山噴火の擬人化
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長野県長野市・長野電波技術研究所附属図書館・広報担当サマンサ日記さんがtwitterにアップしていた浅間山噴火の擬人化(擬獣化?擬妖化?)をなんとなく描いてみたり。昔の怪獣映画や特撮番組に似たようなのがいそう・・・。

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長野電波技術研究所 附属図書館
http://www.i-apple.jp/lib/
http://www.dlmarket.jp/manufacture/index...