伝承妖怪お題絵:第39回

サエゾボン:富山県砺波市に伝わる。サエゾとは腸チフスのことで、これが重症の時には病人の足許に沢山のボン(坊さん)が来て体を押さえたり揺すったりしているという。気力でこれを追い払えれば恢復するという。(林宏『とやま民俗』通巻十一号「砺波地方怪恠譚(二)」)
twitterでやっている伝承妖怪お題絵の3月のお題。朦朧とした意識の中で見た幻覚っぽいようなイメージで描きました。顔はチフス菌っぽく・・・と、言いたいところですが、画像検索にかけて一番上にあったものがたまたま二個くっついてただけで、通常は一個の丸に毛が生えてる姿のようです。
チリモヌ:ザヒモンとも。鹿児島県奄美大島に伝わる。人が死んだ時に、死体の下に敷いたむしろなどに宿るという。また、これに股をくぐられると病気になってしまうという。色は薄黒く、尾は短く、豚の子のようで猫にも似ているという。(名越左源太『南島雑話』)
twitterでやっている伝承妖怪お題絵の4月のお題。ちょっと豚そのまますぎかなぁ。=3=3さんが描いてたように猫のような模様を描き入れて猫っぽさを表現したほうがよかったかも。