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聖闘士星矢Ω・第8話ー。今回もなかなか面白かった。話がというよりもカットが!!光牙の扉の前のグダグダした感じの手の伸ばし方といい、学園長の攻撃をくらって顔を上に向けながら苦しむ様といい、無印の荒木伸吾さんを強く踏襲していましたねー。他にもありましたが、懐かしい荒木節の表現を見るたびに嬉しくなります。

学園長が黄金聖闘士で裏切り者だったわけですが、ちゃんと「既に引退していた私をアテナが学園長に~」と説明してましたね。無印の山羊座の黄金聖闘士のシュラよりも高齢だしな。黄金聖闘士の強大さの表現については小宇宙の大きさの一言で片付けられましたね。Ωで拳速について全くふれないのは何故なんだろう。学園長が使う技は「相手の身体を自由に操る」というチートっぽいものでしたが、糸が無いコズミック・マリオネーションと考えると三巨頭のミーノスに近いくらいの実力はあるのだろうか。でも駆け出し青銅聖闘士の光牙の攻撃を指2本使って受け止めたり、無印の黄金聖闘士と比べてずいぶん弱そうにも見えたんだけど。

学園長の「卒業生をマルスの下に送っていた」という台詞と、主人公たちの戦闘能力のステップアップというセオリーから推測すると、次の展開は裏切った白銀聖闘士や洗脳されて操られている白銀聖闘士との同士討ちでしょうかね。でも、あると思った光牙-龍峰戦でギャラクシアン・ウォーズの星矢-紫龍戦の再現も無さそうな感じだしなー。一回戦のコンパス座との戦いは、それによって敵を観察することを学習した光牙が龍峰の廬山昇龍覇を撃つ時の癖を見抜いて・・・、とする前フリだと思ってたんだけど、なし崩しにセイントファイト終わりそうだな。この展開の駆け足っぷりを見てると、企画段階で想定していた話数を切り詰めてるのではなかろうかと思わなくも。
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聖闘士星矢Ω・第7話ー。今回は面白かった。と、いうか初めて星矢っぽい戦闘だなぁ、と思いました。懐かしいカットもあったし!あとは蒼摩やイルカ座の聖闘士が倒される時に頭からドシャアって落ちてくれるとなおよかった。吹っ飛んだまま戦闘描写が終わるとサムライトルーパーの戦闘描写の半端さを思い出すんよね。描写に規制があるのかな。

前回の雑記で光牙のメンタルの弱さについて述べましたが、それがちゃんと今回の流れにつながってましたね。檄が「星矢はけっしてあきらめなかった」と光牙に語ってましたが、過去の戦いを自慢げに語るのではなく、割りにバツが悪そうに語ってたように見えたのはいい感じ。

次回でこの手の大会ものにお約束の横槍が入るみたいですな。蜘蛛のマーシアンが登場するみたいだけど、マーシアンは虫モチーフで統一するつもりなんだろうか。無印みたいに神話や伝説から名称をひぱってきて欲しいところなんだけど、無印で出尽くしてるのかねぇ。黄金聖闘士も登場するようですね。属性至上主義で黄金聖闘士の格が違う強さをどう表現するのか楽しみ。火の属性使いだったら、「蒼摩は金属を溶かせないけど黄金聖闘士の一撃は飴のように溶かす」と比較させたり、具体的な温度を示して演出することができるけど、それ以外の属性だとどう演出するんでしょうね。小宇宙の大きさを台詞で説明して終わりだったりして。まさかな。
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聖闘士星矢Ω・第6話ー。次回予告で「ついにセイントファイトベスト8が出揃った」って、展開はえーな。蒼摩の扱いを見るに、もしかして光牙とエデン以外のメインキャラの一回戦はワンカットすら無しか。それよりも次回予告で檄が自分が星矢と戦った時のことを光牙に語るって、「檄が星矢の首を絞める→星矢が檄の腕を握りつぶす」で一方的ではなかったか。アニメでは違ったっけ?子供の頃に一度観たっきりだし憶えてないなぁ。6話本編よりも次回予告の内容が気になる気になる。

光牙との戦いでコンパス座のヘッドギアが壊れてましたね。Ωの聖衣も壊れるのか。そのうちジャミールイベントあるかもしれんね!頭の部分や肩はともかくボディスーツみたいな胴体部分の壊れ方が想像できないけど。

それにしても光牙くん、メンタル弱いな!星矢みたいに紫龍たち他の仲間が「あいつならやってくれる」と思えちゃうような信念と芯の強さは無いようで。まぁ、同じペガサスでも星矢との個性の差別化があっていいとは思います。星矢なら窮地からペガサスダンスを踊って小宇宙を高めた後、コンパス座の岩石技を流星拳で真正面から力任せに打ち砕いて勝利してただろうな。光牙のやり方とどちらが視聴者にカタルシスを与えるのか知らないけど。

コンパス座の聖闘士のキャラ付けを格闘大会にありがちなデータ分析型にするならば、光牙の授業や訓練の様子をつぶさに観察していたとか言いつつ「攻撃を避ける時にどこそこへ避ける癖がある」だとか、「反撃の際にどうこうする癖がある」とか、そんな台詞を吐いてほしかった。その辺の描写をネチっこくすると光牙へのストーカーキャラとして腐女子人気も得たかもしれないのに。コンパス座の聖闘士くん、単調に技を繰り出してただけやん。
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「聖闘士星矢Ω」第五話。

セイントファイトで優勝すると白銀聖闘士に昇格ってアンタ・・・。装着者が魔鈴の時には白銀だった鷲座がΩでは青銅になっていたから予想はしていたけども階級性の重みが無いな。無印の時にはあった星座の宿命とかそういったものをあまり感じないというか、実力や実績で昇格するならば無印の青銅5人は揃って黄金聖闘士になっていないとおかしくないかい?前回の「龍峰は伝説の青銅聖闘士・紫龍の息子」という物言いからすると紫龍は天秤座の黄金聖闘士にはなってないっぽいし。そもそも青銅聖衣と白銀聖衣って材質や強度も違うんじゃないの?昇格したら守護星座も変わるんでしょうかね?でもそれでは無印では白銀だった鷲座の説明がつかないし。

前の雑記にも書いたけど無印の時には黄金・白銀・青銅で身体を覆うアーマーの面積に差があったり、最低限身につけている拳速に差があったりと明確な「格」の差があったんだけどなぁ。聖闘士になった時点で星座の宿命により決定されたはずの「格」を主人公である青銅5人が超えていく様が無印の魅力だったわけで、それゆえに無印は「十二宮編がピーク」って言われたりするんですよね。青銅5人組が十二宮編での戦いを終えて、聖闘士・海闘士・冥闘士ひっくるめても実力的に最高クラスの黄金聖闘士とほぼ同等の能力になった以降は「主人公たちが強くなりすぎてつまらない」と言われ、人気下降の一因になったという。(黄金聖闘士を人間が持ちうる最高クラスの戦闘力の持ち主と定義づけた為、敵の○闘士に極端に強いキャラをだせなくなって、ジャンプ漫画お得意の戦闘力のインフレ化がやりにくくなったせいでもあるんですが。)

聖衣のアレンジも属性も別にかまわないんだけど、無印にはあった「神話の時代から~」「星座の宿命」といったロマン成分が全然感じられないはなんとかならんかな。属性システムの導入とパンドラボックス(聖衣収納箱)廃止とクロストーンシステムのせいでよけいに感じるのかもしれないけど、星座も階級もシステム上の記号にしか見えん。無印放送当時の小学生をしびれさせたファクターにロマン成分は多分にあったと思うんだけどなー。あと気になるといえば、Ωの世界の聖闘士の数も無印と同じく黄金12・白銀24・青銅48、イレギュラー4で計88人なのだろうか。青銅聖闘士であるはずの学園の生徒の数が妙に多いんよね・・・。

なんというか、Ωと無印(原作)の比較をすると、無印の十二宮編までの強さの演出やハッタリ感がいかに完成されていたのかがよくわかります。現在進行形の「NEXT DIMENSION 冥王神話」の惨状を見る限りでは車田正美先生は計算ずくではなく天然でやってたんだろうとは思うけど。

「無印とは別アニメ」と頭を切り替えるしかないんだけども、なかなかできません。今までのところ、絶賛するには遠いけども、つまらなくもないという感じ。ただ氷河の現状のみ気になる。カミュが命を賭してまでして習得させてくれたオーロラエクスキューションを弟子にちゃんと伝授しきっていたなら死んでてもかまわないんだけど。
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「聖闘士星矢Ω」第四話。

聖闘士同士の闘技大会、セイントファイトって…。前回の雑記でも触れたとおり、この手の学園ものにつきものだからあるだろうなとは思ったけど。展開はやいな。ギャラクシアン・ウォーズの再現はやっぱりセイントファイトでやるっぽいですね。無印では拳速が重要で紫龍の廬山昇竜覇を撃つ時のわずかな癖をついて星矢が勝利しましたが、今のところΩって属性に言及はすれども拳速についてスルーなんよね。属性属性って「時代が変わった」の一言で済ませちゃうのかYO!無印で黄金聖闘士が圧倒的存在だったのは究極の小宇宙であるセブンセンシズを身につけ、光速拳が使える存在だったからなんですよね。星矢は青銅聖闘士になれた時に拳速がマッハを超え、同じマッハの拳速でも上のレベルにいた白銀聖闘士のミスティに苦戦し・・・、という積み重ねが、より黄金聖闘士の次元が違う強大さを引き立てていたわけで。今の属性至上主義で演出的に黄金聖闘士の強大さが伝わるのだろうか。

それにしてもΩの聖衣は壊れるところが想像できないなー。アーマーというよりもボディスーツの延長みたいなデザインだし。無印ではドラゴンの盾を殴った時点でペガサス聖衣の拳って壊れてなかったかな。聖衣は無印ではよく壊れてた(映画なんかでは黄金聖衣も)けどもΩもそのうちに壊れるのかなー。ジャミールイベントもそのうちにやって欲しいな。
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「聖闘士星矢Ω」第三話。女聖闘士のユナ登場。

まず思ったのが、仮面をはずす動機付けが弱いということ。女聖闘士が仮面をつけるのは「女であることを捨てるため」。で、あると同時に聖闘士星矢という漫画は基本的に少年と少年が戦う男の物語であるわけで、仮面は女性という記号を排除するシステムでもあったわけです。無印からして、氷の中から救い出された氷河を瞬が暖めるなどホモっぽい描写もあったりして男くささをアピールしつつも、女性ファンに媚びていたわけでございます。

いっそのことユナを性同一障害にしてしまって、女として扱われるのが嫌だからはずす、としてくれたほうが説得力があったかも。設定上、前述したように女聖闘士が仮面をつけるのは「女であることを捨てるため」なんですが、その制度そのものが男女の扱いの差を助長している、とか主張したりして。で、レギュラーの少年たちの末席に加わりつつ、敵の引き立て役としてパンツだとかあざといカットをみせつつやられる役にするほうが、リョナ趣味の大きいお兄さんにも人気が出るんじゃなかろうか。なんて思いながら観ておりました。我ながら嫌な大人だ。でもΩは徹底して子供向けっぽいので、その手の設定は無理かなー。女性ファンの人気のウェイトが大きい、男キャラだらけの漫画のヒロインは徹底的に女性ファンから嫌われるのはよくある話ですが、ユナはどうなるでしょうね。

教官である檄が聖闘士の掟について語った時に、「お前、無印でギャラクシアン・ウォーズに出場して掟破りの私闘をやったじゃねーか」と心の中でツッコミをいれてたら、劇中で「俺も過去に掟を破って・・・」とつながってましたね。原作をちゃんと拾ってくれるのはうれしいなぁ。でも「自分の心のルールに従う」って言ったところで、光牙の行動もユナの仮面はずしも我侭にしか見えないのがなー。それを推奨してしまう檄も教官としてどうなんよ。

次回は紫龍の子の龍峰が登場だそうです。無印の時に紫龍って14歳だよね?幼馴染の春麗も同じくらいの年齢だよね?Ωって無印から何年後なんだろう。この手の学園モノの定番・闘技大会まで引っ張ってギャラクシアン・ウォーズの星矢と紫龍を再現するのかと思いきや、次回でやりそうな予感。
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本日は聖闘士星矢Ωの第二話の放送でございました。属性とか言い出したぞ、おい。光・闇・火・風・雷・土・水ってRPGかよ!カードゲームがでそうな予感!無印の聖闘士を属性に当てはめると何になるんだろ。紫龍=水(水系の技は持ってないけど)、一輝=火、瞬=風、氷河=水?風?星矢=光牙と同じく光?バラで攻撃するアフロディーテや変な技だらけのシャカといったイロモノ系、肉体での攻撃のみのミロ・アルデバラン・シュラはどうなるんだろ。無理すぎるどころか、技のイマジネーションを抑制しかねないんじゃなかろうか。

おまけに聖闘士を育成する学校って!舞-乙HIMEか異世界の聖機師物語の後追いをするつもりではなかろうな!挙げたどちらも好きだけど!

ところでクロストーンって何?前回から気になってたけど、おなじみの聖衣収納箱はいずこ!?資格が無いものがあけると災いがでてくるという脅しつきのオブジェ収納箱は!?成長した貴鬼が登場して「新技術で聖衣を改良しましたー」とでもフォローしてくれると、まだ納得できるんだけど。聖衣が小宇宙を燃やした状態でないと重いプロテクターにしかすぎないというのをやってくれたのは嬉しかったかな。光牙は瞬と同じような天才肌かと思いきや泥臭い成長描写も期待できそうな感じ?

あとマルスの配下は狂闘士(バーサーカー)の4つの軍団じゃないのか。アレスとは別の存在という認識でいいのかね。火星士(マーシアン)って・・・。海将軍が7つの海、神闘士が北斗七星、冥闘士が108の魔星というこじつけがあったようにマーシアンにもこじつけはあるのだろうか。
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本日は聖闘士星矢Ωの第一話の放送でございました。なかなか良い感じでした。今時の映像だと流星拳と敵の攻撃のぶつかり合いはカラフルになるのか。聖衣の襟元やスカーフ、ひじ関節といったアレンジも好意的に受け止められましたが、サジタリウスの羽だけはどうにかならなかったのだろうか。翼っぽくないよ!無印だとオピュクスの聖衣はレオタードの上にビキニ鎧みたいな面積だったのに無印の黄金聖衣なみに身体を鎧が覆ってるのはどうなんでしょうね。原作だと身体を覆う鎧の面積でも青銅<白銀<黄金と差別化してあったんだけど、無印アニメの最初の青銅聖衣もそのあたりを無視してたことを思うとアニメを踏襲してるのかな。

光牙の師匠がシャイナさんというのはちょっと意外。女聖闘士の仮面は撤廃されたのかと思いきや、彼女はちゃんとつけておりました。終盤で電気をロープ状にして謎の敵を足止めしていましたが、あれは何という技なんでしょうね。持ち技がサンダークロウだけでは可哀相なので名前を叫んで欲しかったかも。辰巳が登場してたのも良かったですなー。ちゃんと竹刀と胴着姿も披露したし!

あのペンダントの宝石から聖衣がでてくるシステムについては今後のエピソードでフォローはあるのでしょうか。気になるといえば聖闘士星矢というと玩具の売り上げが大きな後ろ盾だと思うのですが、Ωの聖衣は鎧←→オブジェの行き来が無理そうなのはスポンサー的にはどうなんでしょうね。反発は無かったのだろうか。

それにしてもΩの第一話を観てると、無印で総作画監督を務め、去年亡くなられた荒木伸吾さんの絵が思い出されます。無印には髪やアテナのスカートのたなびきという荒木節ともいえる演出があったけど、Ωでは踏襲しないのかなー、と思って見てたら光牙の前髪がたなびいてましたね。なんか微妙に違う感じだったけど。

光牙は最初から素質と高い潜在能力がある瞬と同じようなタイプっぽい?星矢みたいに拳速がマッハを超えるところから始まってステップアップして開花いくような展開が見たいけど、第一話を見た感じではそんなタイプには見えませんな。そのあたりの泥臭い描写を脇のキャラでも良いから拾ってくれるといいな!

来週はライオネットの聖闘士が登場するみたいですが師匠はだれなんでしょうね。蛮だと嬉しいけど。シャイナや辰巳が登場したことによって無印の生存キャラの登場も期待できそうですなー。カミュが命がけでオーロラエクスキューションを氷河に伝授したように、氷河が弟子に伝授する熱い展開を期待したいところだけどメインキャラに氷の聖闘士いないみたいなんよねー。
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deviantartに登録しました。コミュニティに入ろうと思ったら似たようなのが一杯あって何がなにやら。気軽にコメント、というか賛辞をくれるので嬉しくはあるんだけど、英語力に難ありなので返答に困る場合も。アメコミのデフォルメキャラの反応が良いのも嬉しい。

http://amakoma-ya.deviantart.com/

実を言うと昔に一度登録したことがあって、その時は成りすましや無断転載と思われて、「これは本当にお前が描いたのか」みたいな突撃をくらって撤退したんですよね。この手合いって「自分が描いた絵です」と有りのまま述べても納得してくれないし。お絵描きさんねっとわーく関連で過去にありましたが、「己の信じたい妄想が最初にありき」のタイプだと何年にもわたって意味不明の突撃してきたりするんですよね。変なのにひっかかりませんように。
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先週からカートゥーンネットワークで「スターウォーズ:クローンウォーズ」のシーズン3の再放送が始まってますね(金曜の21時から2話づつ放送)。

そのシーズン3の第1.2話はクローン兵の製造拠点である惑星カミーノの話だったのですが、やっぱりジェダイの倫理観はおかしいよ!ジェダイであるシャク・ティが、兵士としての能力水準を満たしていないクローンの訓練兵を廃棄処分にするかどうか問われた時に、「彼らも命ある存在なのですから・・・」てな事を言うわけですが、そもそも戦争の為にクローンを生産して、彼らに「兵士としての生き方こそ存在理由」という教育を施して、訓練学校を卒業したら即戦地に派遣という行為をしてるのはジェダイでございますよ。さらに命の価値は「ジェダイ>>>(越えられない壁)>>>クローン兵」といった感じで、人質になったジェダイひとりを奪還する為に大型戦艦と一緒に多くのクローン兵を使い捨てにするような事も平気でやっちゃうんですよ。特にアナキン。共和国と分離主義者が掲げている政策の是非は別にして、ロボットであるドロイドを戦わせてる分離主義者のほうが人道的に見えるんだけどな。

他にも気になると言えば、劇中に爺さんのクローン兵が登場していましたが、クローン兵の寿命ってどれくらいなんでしょうかねー。製造されてから10年で成人するらしいのですが、成人になった後の老化スピードも普通の人間よりはやいのでしょうか。

それと、彼らには生殖能力はあるのでしょうか。現実の戦争では男が多く死ぬので戦争終結直後は女性が余りがちになるそうですが、大量生産されているクローン兵は男だらけ。戦争自体はオーダー66によって電撃的に終結するので、かなりのクローン兵が生き残ると思うのです。しかも同じ人物のクローンなので顔一緒。スターウォーズ世界における人間型種族の男女比も恐ろしい事になりそうな上に、彼らが伴侶を得て子供をつくったとして、生まれてくる子の容姿が父親似だった場合は…と想像してしまうのですが、その辺りの設定はどうなってるんでしょうね。


クローン兵が戦争の矢面に立たされるだけの為に生み出され、仮に通常の人間よりも老化がはやく、生殖能力も奪われてるのだとしたらジェダイの連中は酷いなんてもんじゃねー。何よりも最大の疑問はスターウォーズは世界中にファンがいるのに、そういった議論はでてこないのか、という事。特にアメリカ人はどう思ってるんだろ。クローンウォーズは楽しく観てるんだけど、クローン兵にスポットがあたる度に上記のことが頭をよぎるのです。