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二十面相の娘_その3
6話「現世の夢」を観ましたよ。
そろそろ来るだろうなと予想していた急転直下。
5話での「友達を裏切る」という行為がチコの人格形成に影響を及ぼすような話の膨らみ方をするのかなー、と期待して放送を待っていた6話ですが、「実はアンジーは・・・でした」という斜め上の展開。あれではチコが胸を痛める必要は感じられません。チコは賢い子なので、盗賊の仕事には常に良心の呵責に苦しまなければならない出来事も共にあると悟った、と展開の意義を解釈する事は可能ですが・・・。
1~5話までベタな描写を丁寧に重ねてきたのは急展開での落差を広げる為でしょうが、アンジー関連の消化不良のおかげでインパクトが弱く勿体無い感じでございました。
今回の話において、二十面相はトラの行動を予見しつつも、「もう1人の二十面相」を選ぶという目的の為に、あえて部下の危機を放置したように見受けられます。二十面相は炎の中に消えたものの、この手のお約束通り死んではいないでしょう。そこで今後の展開を妄想してみるのですが、チコ以外の一団の仲間で明確な死の描写がなされていないケン(あるいは列車から飛び降りた船長)が二十面相に復讐するとか、そんな展開が待っているといいなぁ!
6話「現世の夢」を観ましたよ。
そろそろ来るだろうなと予想していた急転直下。
5話での「友達を裏切る」という行為がチコの人格形成に影響を及ぼすような話の膨らみ方をするのかなー、と期待して放送を待っていた6話ですが、「実はアンジーは・・・でした」という斜め上の展開。あれではチコが胸を痛める必要は感じられません。チコは賢い子なので、盗賊の仕事には常に良心の呵責に苦しまなければならない出来事も共にあると悟った、と展開の意義を解釈する事は可能ですが・・・。
1~5話までベタな描写を丁寧に重ねてきたのは急展開での落差を広げる為でしょうが、アンジー関連の消化不良のおかげでインパクトが弱く勿体無い感じでございました。
今回の話において、二十面相はトラの行動を予見しつつも、「もう1人の二十面相」を選ぶという目的の為に、あえて部下の危機を放置したように見受けられます。二十面相は炎の中に消えたものの、この手のお約束通り死んではいないでしょう。そこで今後の展開を妄想してみるのですが、チコ以外の一団の仲間で明確な死の描写がなされていないケン(あるいは列車から飛び降りた船長)が二十面相に復讐するとか、そんな展開が待っているといいなぁ!
二十面相の娘_その2
第5話「花形リリィ」を観ました。チコの年齢が12歳から「もうすぐ13歳」へ。
粗筋を書くような感想は極力避けたいのですが、今回の話でチコは「友達になった子を裏切る」という経験をしました。技術を習得する過程を描き終わったら大きく物語が動くかな?と予想していたのですが、想像していたよりもチコの成長を丁寧に描いていくシリーズ構成なのかもしれません。(相変わらずベタ展開だけど)
第1話を観た後に二十面相の人となりに違和感を覚えたので調べてみたところ、江戸川乱歩の二十面相は作品によって性格が異なるので、「複数いる」という説があるのだとか。二十面相シリーズは小学校3年~4年生の頃に子供向けの版で読んだきりですが、二十面相の性格の統一性の無さを不思議に思ったような記憶があります。
このアニメの「二十面相の娘」というタイトルは「二十面相の後継者」という意味合いにも受け取れなくもありません。現在の二十面相が舞台から居なくなった後、江戸川乱歩の二十面相シリーズの小説をベースに、チコが後から現れる偽の二十面相たち(正体はかつての一団の仲間とか)と争うストーリー展開になっていくのかな?と、今後の展開を妄想したりしていたのですが、おもいっきりハズレそう。
こういう楽しみ方をしつつ続きを待つアニメって久しぶりでございますよ。ただ、このアニメも原作が漫画で現在も連載が続いているらしいので、「クレイモア」みたいに伏線を丸投げのまま終わってしまう可能性も無きにしも・・・と、いうか、そうなる確率が高そうなのが不安で不安で不安で不安で。
第5話「花形リリィ」を観ました。チコの年齢が12歳から「もうすぐ13歳」へ。
粗筋を書くような感想は極力避けたいのですが、今回の話でチコは「友達になった子を裏切る」という経験をしました。技術を習得する過程を描き終わったら大きく物語が動くかな?と予想していたのですが、想像していたよりもチコの成長を丁寧に描いていくシリーズ構成なのかもしれません。(相変わらずベタ展開だけど)
第1話を観た後に二十面相の人となりに違和感を覚えたので調べてみたところ、江戸川乱歩の二十面相は作品によって性格が異なるので、「複数いる」という説があるのだとか。二十面相シリーズは小学校3年~4年生の頃に子供向けの版で読んだきりですが、二十面相の性格の統一性の無さを不思議に思ったような記憶があります。
このアニメの「二十面相の娘」というタイトルは「二十面相の後継者」という意味合いにも受け取れなくもありません。現在の二十面相が舞台から居なくなった後、江戸川乱歩の二十面相シリーズの小説をベースに、チコが後から現れる偽の二十面相たち(正体はかつての一団の仲間とか)と争うストーリー展開になっていくのかな?と、今後の展開を妄想したりしていたのですが、おもいっきりハズレそう。
こういう楽しみ方をしつつ続きを待つアニメって久しぶりでございますよ。ただ、このアニメも原作が漫画で現在も連載が続いているらしいので、「クレイモア」みたいに伏線を丸投げのまま終わってしまう可能性も無きにしも・・・と、いうか、そうなる確率が高そうなのが不安で不安で不安で不安で。
1~4話まで観たところでは好印象な「二十面相の娘」。ストーリー展開や人物描写がベタの王道を行っていて、物足りなさを感じるものの、却ってそれが安定感を与えてくれているような気がします。
例に挙げるならば、チコがアジトで仲間として受け入れられる切っ掛けとなった重い荷物を運ぶ時の機転や、「見て、聞いて、考えて行動するんだ。」という二十面相の言葉、「おじさんならどうするか考えるんだ!」というチコの台詞と行動。視聴者の想像の範疇を超えない描写が続いていますが、期待してしまうのは何故でしょう。ベタなれどチコの成長の描写として不可欠なものを押さえてあるストーリー展開と、エンディングにでてくる少女探偵団の存在かな?
今後の展開をベタの王道的に予想するならば、4話でのチコの「私は二十面相の娘です!」との台詞を受けて、チコが一人前になった頃に、二十面相が危機のさなかに「チコ、子は必ず親の元を巣立つ時がくるんだ。」と言いつつ死亡を偽装してチコの自立を促して行方をくらます・・・という感じでしょうか。そろそろベタではなくヒネリが利いた展開が欲しいので、予想が外れてくれるよう祈るところです。
現在の最大の関心は、「チコが少女探偵団とどう関わっていくか」なのですが、これがベタ展開だったり、斜め上の酷い展開だったりすると、一気に冷めること請け合い。
今期のアニメで観ているのは
「RD 潜脳調査室」
「図書館戦争」
「二十面相の娘」
「BLASSREITER」
でございます。今のところはどれも及第点はクリアしているものの、可もなく不可もなくといった印象。最近観た中で個人的に高評価な「クレイモア」は第1.2話は退屈で、第3.4話は辛うじて及第点、第5話~第22話は文句無しに面白く、第23話~最終話は原作が終わってないので取り合えず〆に入ったというのを原作を読んでいなくても感じ取れる・・・といったものだったので、これらの作品も4話過ぎくらいから化けるか否か分かってくるのだろうな、と思いつつ。
©有川浩/アスキー・メディアワークス/図書館戦争製作委員会
中でも「図書館戦争」は舞台設定の奇抜さに興味を惹かれます。原作はラノベらしいでのすが、ぼ~っと観ていてもツッコミどころ満載なのに、今のところ許せている不思議。(スタートレックのようなSFモノに酷い設定や展開があっても、「これはこういうものなのだ」と納得してしまうのに通じるものがある?)
主題が主人公の恋愛のようなので気にせずにいられていますが、思想を全面的に出し、幾多の人間が本一冊の為に銃を撃ち合い命を落とす様を描く事に重点が置かれていたら、きっと拒絶の方が先に立っていたでしょうね。
「RD 潜脳調査室」
「図書館戦争」
「二十面相の娘」
「BLASSREITER」
でございます。今のところはどれも及第点はクリアしているものの、可もなく不可もなくといった印象。最近観た中で個人的に高評価な「クレイモア」は第1.2話は退屈で、第3.4話は辛うじて及第点、第5話~第22話は文句無しに面白く、第23話~最終話は原作が終わってないので取り合えず〆に入ったというのを原作を読んでいなくても感じ取れる・・・といったものだったので、これらの作品も4話過ぎくらいから化けるか否か分かってくるのだろうな、と思いつつ。
©有川浩/アスキー・メディアワークス/図書館戦争製作委員会
中でも「図書館戦争」は舞台設定の奇抜さに興味を惹かれます。原作はラノベらしいでのすが、ぼ~っと観ていてもツッコミどころ満載なのに、今のところ許せている不思議。(スタートレックのようなSFモノに酷い設定や展開があっても、「これはこういうものなのだ」と納得してしまうのに通じるものがある?)
主題が主人公の恋愛のようなので気にせずにいられていますが、思想を全面的に出し、幾多の人間が本一冊の為に銃を撃ち合い命を落とす様を描く事に重点が置かれていたら、きっと拒絶の方が先に立っていたでしょうね。
「BACCANO!(バッカーノ!)」を1話~13話まで一気に観ましたよ。
作画はキレイ。キャラクターデザインや画面の構図や動きも良し。音楽も軽快で良い感じ。声優さんもハズレが無い印象で良いアニメでございました。
一番の見所は、時間と場所が異なる幾つかの話がちょこちょこ切り替わりながら進んでくという、珍しい手法。登場人物がやたらと多い割にはキャラクターが立っていて観る側に混同させる事も無く、当たり前の読解力を持ってるのならば混乱する事の無い構成は見事でした。ただ、1週間に1話ずつ観ていた場合、1度見逃しただけで視聴を諦める人は通常のストーリーもの以上にいたでしょうね。良い作品だと思うけども、商業的には食いつきが悪かったのではなかろうかと推測してみたり。
あっという間に全13話を観終わった感じでしたが、冷静に時系列に沿って話を頭の中でまとめてみると、そんなに盛り上がるようなモノでも無いような気がするのが妙な感じ。原作はライトノベルらしいのですが、このアニメの魅力は原作にあるのか、脚本家(シリーズ構成)や演出によってもたらされたのか気になるところです。
作画はキレイ。キャラクターデザインや画面の構図や動きも良し。音楽も軽快で良い感じ。声優さんもハズレが無い印象で良いアニメでございました。
一番の見所は、時間と場所が異なる幾つかの話がちょこちょこ切り替わりながら進んでくという、珍しい手法。登場人物がやたらと多い割にはキャラクターが立っていて観る側に混同させる事も無く、当たり前の読解力を持ってるのならば混乱する事の無い構成は見事でした。ただ、1週間に1話ずつ観ていた場合、1度見逃しただけで視聴を諦める人は通常のストーリーもの以上にいたでしょうね。良い作品だと思うけども、商業的には食いつきが悪かったのではなかろうかと推測してみたり。
あっという間に全13話を観終わった感じでしたが、冷静に時系列に沿って話を頭の中でまとめてみると、そんなに盛り上がるようなモノでも無いような気がするのが妙な感じ。原作はライトノベルらしいのですが、このアニメの魅力は原作にあるのか、脚本家(シリーズ構成)や演出によってもたらされたのか気になるところです。
ロビンとバットガールを追加。