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AMAKOMA-YA
親のアホさ加減に苦しむ話_その7

父親の政治家になりたい病の発端はといいますと、私が高校入学した直後に行われた両親の結婚式での、政治家のセンセイの褒め殺しからなんすよね。「いずれは政治家ですか!」「えぇ!?後継者にしてくださるんですか!」というね・・・。これには背景がありまして、私の両親は青少年育成系の団体に所属しております。熊本市にある複数ある団の一つです。そこは元々、F川さんという方がトップにいたのですが、うちの両親は「最近の団の活動は理念から外れてきている」と舌戦で追い出したんですよね。その次にトップに立ったN口さんも同様に。で、父がトップに立った。ところが、市や県というスケールで見てみると、追い出されたF川さんやN口さんと懇意してた人もいるわけです。そういった人にとっては嫌味のひとつも言いたくなりますわな。だが父親は褒め殺しを表面そのままにお受け取りになる。

で、私の両親はといますと、数年前まで年に一、二度くらいのペースで政治家のセンセイにお呼ばれしてご機嫌伺いに行っておりました。常識的に考えると票の取りまとめや、団から巣立っていった者のうち社会的に成功した人間をパトロンとして紹介する事を望まれていたのでしょうが、そんな高校生にもわかるような事をうちの親には理解できるはずもなく。もっとも、親がトップの間に団の構成人数も最大時の10分の1程度まで縮小していていき、政治活動の支持団体になぞなりえない状態ではありましたが。

で。時間が経った話なので時効だろうから述べますが、突然、うちの父親が政治家のセンセイの近所の野良犬や野良猫を捕まえては遠くに捨てに行くということをしだしたんですよね(しかも知り合いの勝Mさんを巻き込んで)。私が何故そんなことをしだしたか問うたら、返ってきた言葉が「政治家の〇〇先生がそう望まれたから。」もうね、バカかとアホかと。「保健所から正式な依頼や契約書があってあってやってるならともかく、首輪がたまたま抜けただけの飼い犬や首輪なしに放し飼いにされてる猫もいるし、トラブルに巻き込まれるからすぐ止めろ!そもそも政治家のご機嫌伺いで野良猫を捨てに行って後継者になりました、なんて話があるわけねーだろ!使い勝手のいいバカとして扱われてるからすぐ止めろ!」むしろ金を巻きあげる手順としてトラブルという形をつくる為にそれをやらせてる可能性すらあるのに。本人曰く2.3匹捨てに行った後だったけど、帰巣本能で無事に戻ったと思いたい。


政治家のセンセイと距離を取れと忠告してくれた方もいたのですが、それに対して夫婦そろって「△△は私たちに嫉妬してる!」といった感じで、トチ狂いようが本当に酷かった。


うちの両親の『老後は田舎でキャンプ場を経営する』という与太話もですね、熊本地震が起きる数年前に、また「向いの家の~」と言い出すんじゃあるまいな、と思いつつ、「うちのどこにそんな資金あんの?どういう計画をお持ちで?」と尋ねたんですよね。すると父親からかえってきたセリフが「退職金で!」「・・・試しに聞くけど、いくらくらい貰えるつもりでいんの?」「うン千万かなー」いやいやいやいや、ちょっと待てよ、と。私が「あんた嘱託職員だろ。一年に一度契約しなおしてる身分だろ。しかも一年のうちに仕事に就けない期間までつくられていて一年単位でぶつ切りされてる。そんな身分に退職金あんの?」と問うたところ、「市の〇〇課の〇〇さんがくれると言った!」っていうね・・・。「それってあんたが嘱託職員として長いから、退職の際には金一封あげないとね、という意味合いを冗談で退職金って表現したんじゃないの?契約書を見せてみろ。」「手元にない。役所の自分の机の中にある。(※勤務地はキャンプ場なので普段は行かないが、市役所の課に机を割り当てられてた)」「じゃあそれ読ませろ。今度持って帰ってこい。くれぐれも言っておくが、役所の人間に退職金の話は決してするな。契約書だけ持って帰ってこい!」そう言ったんですよね。で、役所から戻った父親が文字通り玄関先で絶叫した言葉が「俺は〇〇課の〇〇に騙されていたんだ!!!!」その言葉だけでやるなと言った事をやったのがわかる。しかも契約書も持って帰ってきてないし。そもそもですね、自分がどういった雇用条件で働いてるか知らないなんてありえないわけですよ。それにね、その〇〇課の〇〇さんはルールを捻じ曲げることができる権力の持ち主なのかと。ここは日本で中国やロシアじゃねぇんだぞ。なんでそんな思い込みができるのかと。

その後はといいますと、嘱託職員とはいえ宿泊シフトもあって手当てがついてたのに、宿泊シフトが廃止。市の施設にもかかわらず県の端にあるという立地上、勤務が長引いた時には管理棟に泊まれていたのにそれも禁止。どう見ても煙たい頭のおかしい奴を自ら辞めさせる方向に動いてるという有様で。そうした経緯もあって熊本地震がおきる直前の3月に嘱託職員をおやめになった。もっとも、そのキャンプ場は熊本地震で大きな被害を受けたので、その時その場にいなくて運が良かったとは言えますけどね。

うちの父親は親から買ってもらったプリウスを乗り回し、本当の身分が嘱託職員であると知ってる人間に対しては余裕ある人間が嘱託職員に甘んじつつ野外教育活動に勤しんでござーい、という見せかけをつくってきたわけでございます。そりゃヘイトも集めるし、変な電話もかかってくるわ。地震で壊滅した勤めていたキャンプ場を『買わないか?』と持ちかけられたりしてて乾いた笑いしかでてこない。


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繰り返しますが、こういった事は人目に付く場所に書くべきではないのは重々承知しています。が、本名で記すわけではないし、何よりどこかで吐露しないと己の神経がもたないので流し読みして忘れてください。

他にも、父親が籍をおいてたC協会(警察と協力して街を徘徊する子供を補導したりするとこ)から熊本地震後に、県の理事にならないかと誘われたのにお断りになられた件があったんですよね。全国的にみると構成員は校長経験者や医者も多く、要はちょっと社会的地位がある人が「ワタクシ達は!社会に!貢献してまッス!」と名刺に書き入れる為の組織という面もあるっていう。で、その時の県の理事長は工芸家の人で、理事長と言っても実態は連絡網・定例会の会場取りなどの雑務係。とはいえ、協会のメンバーがアトリエにきて作品を買ってくれたりしてたそうで、リターンもあったというお話で。その工芸家が引退するというのでその話がきたんですが、父親にかかれば「オレの年齢で雑用係なんて間違っている」で終わりっていうね・・・。社会的な地位が無いからこそ組織を保つ下働きと引き換えに理事にしてあげますよ、という話で、そういう話がくること自体がコネのある証でもあるんですが、全部ふいになさる。もっとも、全国的に組織そのものが老人会化してるようだし、父の脳みそで立ちまわれるわけもないので、これは別にいいんですが、今までの例からみても社会的な地位をご所望なさる割には自分が努力したり立ち回らなければならない要素があると全て拒否なされる。


さらには、インターネット見てたら100万円当たったと言い出して余程の馬鹿しか引っかからない手口に個人情報をお渡しになった上に、一から十まで説明してやったのに聞こえよがしに「100万円まだかなー」、最後には「お前が100万円盗んだのか」と口走りやがった時にはもうね、何とかしてコイツに精神鑑定を受けさせる方法はないもんかとすら思いましたが。こんな感じで胃が痛くなる事例がまだまだあるんですよね。いずれは自分の精神の為にも全部を書き連ねたい。