うちの父親は噓を吐く。

1.2年前に客が来てるときに電車の中でスマホでゲームしてる人の話題になった。すると父親は唐突に「お前の部屋に山積みされているゲームやゲーム機は誰が買ってやったと思ってるんだ」と、脈絡のない寝言を言い始めた。

私は山積みのゲームソフトやゲーム機に囲まれるような優雅な生活を送ったことは無いし、そもそも、私の人生でただの一度たりともコイツからゲームソフトもゲーム機も買ってもらったことがない。この父親は私が高校入学時に父親になった人で、その年齢になると経済状況もわかるし、なにかを買ってくれと言ったこともないし、買ってもらったこともない。何故そんな寝言を言い出したのか問い詰めてみたわけですよ。意図的に嘘をついてないとしたら、どこか別の場所にも家庭をもってて、そこの家の子どごっちゃになってる可能性が頭に浮かんだものの、父親の収入で二重生活なぞできるはずもなし。もうね、お前の目には何が映ってるんだと言うレベルで堂々と嘘をおつきになる。

この男は、熊本地震の前は「政治家になる為の資金をアイドルオタク（※そんな事実はない）の子供（私）に小遣いとして渡し続けて（※そんな事実はない）失った結果、出馬できなくなった」という設定にしておられたわけですよ。が、避難先で私がそれが嘘であることをばらした。その後しばらくして、「私が親から貰った小遣いで買った山積みのゲームに囲まれて生活してて、そのせいで政治家になる資金を失った」という新たなファンタジー設定をおつくりになって流布に努めてたっていうオチで、その時の客はその設定を聞かせていた人間だったので話のつじつまをどうにかしようとしたらしい（※私が電車の中でスマホでゲームしてる人に批判的だったのでお焦りになったようで）。

ずっと嘱託職員で生活保護レベルの収入だった人間がそんな小遣いとやらを子供にやれるような金なんて最初から持ち合わせてねーだろ。その見栄とコンプレックスからきてる嘘八百がどれだけ呪いになってるのか、いまだにご理解にならない。

ついでに言うと、実家を自分が建てたと公言なさっておいでですが、実際は母方の祖父が建てた家で、増築部分はあるけど、それも前の父親がいた時に建てられたもので、この男は何も関わってないんですわ。昭和のボロ屋ですよ。これがね、「中古の家を買いました。」なら嘘としてまだ成立もするんですが、お前が建てたにしては経年劣化しすぎてんだろ馬鹿なのかと。仮に中古住宅を購入したって設定にしたとしても、お前がこの家に来る前からお前の妻や子は住んでたんだから近所の人間にはバレバレだよ。彼はこの手の嘘をペラペラペラペラと吐く。我が親ながらに思う。なんでそうまでして嘘を塗り固めて己を演出したいのかと。