うちの親は噓を吐く。

母親にありがちなのは何々を食べたことがない可哀そうなアテクシ系。本日は「すき屋や吉野家といったチェーン店の牛丼を自分は食べたことがない」とのたまった。そんなわけあるかボケ。記憶にあるだけでも何度か買って帰ってるし、近所に店ができた時にも買ってきてるし、お前自身がスーパーで吉野家のレトルトを買ってきたりもしてるだろーが。去年には、ピザまんを買って帰ったら、私は人生で一度もピザまんを食べたことがなかったとのたまった。ピザまんなんて遠い昔からあるがな。私が買ってきた記憶の最古だと高校生の頃に画材屋横のコンビニで肉まん系の商品を家族分買って帰ったことが何度かあるし、そもそもスーパーに普通に売ってるし何度も買ってるがな。なんですぐばれるような嘘をついて自分を演出するのか。

父親は己を実態から大きく見せるための嘘をつく。数年前に客が来てるときに電車の中でスマホでゲームしてる人の話題になった。すると父親は唐突に「お前の部屋に山積みされているゲームやゲーム機は誰が買ってやったと思ってるんだ」と、脈絡のない寝言を言い始めた。私が生きてきた人生で山積みのゲームソフトやゲーム機に囲まれるような優雅な生活を送ったことは無いし、そもそも、ただの一度たりともコイツからゲーム機もゲームソフトも買ってもらったことがない。この父親は私が高校入学時に父親になった人で、その年齢になると経済状況もわかるし、なにかを買ってくれと言ったこともないし、買ってもらったこともない。なぜそんな寝言を言い出したのか問い詰めてみたわけですよ。この男は、熊本地震の前は「政治家になる為の資金をアイドルオタク（※そんな事実はない）の子供（私）に小遣いとして渡し続けて出馬できなくなった」という設定にしておられたわけですよ。が、避難先で私がそれが嘘であることをばらした。その後しばらくして、「私が親から貰った小遣いで買った山積みのゲームに囲まれて生活してて、そのせいで政治家になる資金を失った」設定をおつくりになって流布に努めてたっていうオチで、その時の客もその設定を聞かせていたひとりだったと。

ついでに言うと、実家を自分が建てたと公言なさっておいでですが、実際は母方の祖父が建てた家で、増築部分はあるけど、それも前の父親がいた時に建てられたもので、この男は何も関わってないんですわ。昭和のボロ屋ですよ。これがね、「中古の家を買いました。」なら嘘として成立もするんですが、お前が建てたにしては経年劣化しすぎてんだろ馬鹿なのかと。仮に中古住宅を購入したって設定にしたとしても、お前がこの家に来る前から住んでるんだから近所の人間にはバレバレだよ。彼はこの手の嘘をペラペラペラペラと吐く。


我が親ながらに思う。なんでそうまでして嘘を並べて己を演出したいのかと。

両親の異常行動について述べていないエピソードが幾つもあるんですよね。こと父親に関してはデジカメやパソコンの保証に関する異常発言と異常行動（これは痛い目にあって今では落ち着きになられたが）、政治家になりたい病に加えて大学教授になりたい病。最終学歴が高卒でほぼ嘱託職員としてキャンプ場の管理しかしてこなかった人生にもかかわらず、自己評価が意味不明なレベルで高くてですね、その上、世の中のしくみに恐ろしいほど無知であらせられる。何をどうすればそこまで浮世離れができるのかと。