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AMAKOMA-YA
「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」の第4シーズンの第3&4話。

前回の感想では「戻ってくるの早ッ!」と述べましたが、劇中では実際には4ヶ月の時が流れているわけで、ギブス不在の間の描写が省かれている状態だったりします。戻ってきたギブスですが、なんだか今シーズンになって老け込んだような。マクギーやディノッゾが「人間が丸くなった」「おかしなヒゲのせい」と言っていますが、やっぱり前の方がいいな。このままヒゲつきで通すのでしょうかねー・・・。

第4話ではギブスの新人時代のボス、マイク・フランクスが再登場。第3話でディノッゾがマクギーに対し「プロビー(新人という意味)」とからかい、マクギーがきつい言葉で反撃したのを陰から聞いていたギブスがディノッゾが去ったあとで「自分はNCISに16年いるが、新人だった当時にボスだった人は今でも自分のことをプロビーと呼ぶ」と窘める場面があります。そして第4話で電話口でギブスはマイクにプロビーと呼ばれてる、と。こういった些細な描写で視聴者の心理をくすぐるような流れの作り方は見事だと思います。

でも、やっぱり気になるのはディノッゾの立ち位置。如何せんジヴァが元スパイという事もあってカバーしている得意分野が広すぎてディノッゾの活躍の場が少ないと言いますか。前シーズン終盤でギブスが記憶喪失の時に「ギブスならどうするか」と言いながらチームを率いたのは良い感じでした。でも、そこから一歩踏み出さないとギブスの劣化コピーのままです。前にダッキーにも「君はギブスとは違うんだ」と言われた事だし、(ふざける事以外で)彼ならではの「何か」を確立して欲しいなー。
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