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AMAKOMA-YA
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。

(以下の分はtwitterに投稿しようと思ったが長すぎて思いとどまったもの)
弟がまたまた転職しそう。前に帰省してきた時に「俺は最近職場で陰口を叩かれてる。」と言ってたわけでございますよ。それには理由がありまして。弟が勤務してるキャンプ場は午前・午後のシフトに分かれてるそうで、弟曰く、「午前のシフトのパート連中が午後の分の仕事(備品のチェックなどルーチンワーク)をやってしまってて午後からすることがない。やらなくていい仕事をするなんて、やつらは馬鹿だ。」それに対して私が「午前の人がそうするのは午後の人を思いやっての事だけではなく、自分が午後のシフトに入った時にゆっくりしたいというのもあるだろうから、お前もそうしとけ。」そう言ったわけですよ。そうすると弟は「会社員は上から言われた仕事だけしておけばいいんだ!それ以外の事をやるのは馬鹿がすることだ!」といってキレるわけでございますよ。私が「お前がつくった会社ならお前のルールで通せばいいんだろうけど、そうじゃないだろ。既に暗黙のルールがあるなら大人しく従っとけ。パートを怒らせたら怖いよ。」そうすると弟は「それは非正規のパート連中の考え方だ!」とさらに吠えるわけでございます。そりゃ陰口も叩かれるわ。もう一つ言うと、弟は非正規職員としてそこに入社して、ようやく昇格して正社員になったクチなのに同じ職場でよく言えるなってもんで。で、今年の弟の正月はキャンプ場でワンオペかそれに近い形で春に会社が提出する書類をつくったりしてるそうです。パートや他の職員は正月は職場に出たくないと拒否したそう。弟は「日頃からキャンプ場のTVが映らないとか自販機の不具合といった客からの苦情が来ると全部押し付けられて、パートは面倒ごとを対処しない。」と愚痴るわけですが、「そりゃ、そうなるわ。」ってもんでね。

弟の人間性も人間性でね。熊本地震の後に手伝いに戻ってきてた時に、階段下の照明の電球を替えてくれるよう頼んだわけですよ。するとガラスのテーブルに乗って交換しようとしたので、「危ないからやめろ!お前の体重をガラスのテーブルが支えられるわけねーだろ!割れてケガするから椅子もってこい!」と叱ったわけですよ。そうすると「最初から椅子をもってきてそれに乗って電球を交換しろと命令しないお前が悪い!」と逆ギレするわけですよ。いい年した大人の男が。他にも、「風呂の栓が浮いててお湯がきちんとたまってない時があるから、お湯を張る時には栓を軽く押し込むように。」と言ったわけでございます。そうすると渾身の馬鹿力で押し込んであったというね。「誰が馬鹿力で押し込めといった!要はお湯を張る時に流れていかなければいいんだよ!お前のスイッチは極端から極端しかねーのか!話を聞くときは相手が何故それを言うのか考えろ!」と言うと、父親と全く同じで脊髄反射で「お前が」という台詞を返してるというね。それを聞くと「ダメだコイツ」と思うわけですが、間違いなくコイツは職場でも同様の事をやってる。

弟は前職で限界集落の村役場の公務員(中途採用)をやってたけど、人間関係をこじらせて最終的に「車の運転しかさせてもらえなくなった。」といって転職しました。車の運転しかさせてもらえないって相当なもんですよ。公務員(中途採用)の前はまた別のキャンプ場で非正規職員として働いていたけども、そこを辞めた経緯も、「そりゃ、そういう対応するわな。」ってもんでね。これを書くと更に長文になるんだけど。

記すまいと思ったけど、記しておこう。弟の最初の勤め先であるキャンプ場は子供向けのスキー教室やらキャンプツアーやらの企画も業務だったそう。が、利益がでないので上司からさんざん内容を削るなりして利益を出せと言われていたそうです。それに対して弟は「ツアー内容をスカスカにするなんて教育の理念がー」と、抵抗し続けた。その時も「会社は利益を出さないと成立しないんだから、大人しく上司のいう事を聞いとけ。」そうアドバイスしたんですが、「教育の理念がー」の一点張り。そうすると会社側は利益を出すためにどうしたかというと、人が辞めた時に人員を補充しなくなった。で、オーバーワークが日常になって、人がさらに去っていき、最後は弟も逃げた。弟は職場や上司を悪しざまに吠えるけども、自分が良い人になるようにバイアスがかかってる弟の話を聞いてるだけでも根本の原因はお前だよ、と思わざるを得ないのがね。弟を恨みながら弟より先に退職した人間も存在するのではないか、とすら思うわけですよ。

弟は次にスキー教室やら子供向けキャンプツアーなどの企画の経験を買われて限界集落の村役場の公務員(中途採用)に運良く採用され、村おこしの部署に配置になったそう。だけど、そこでも「何を立案しても金がない、金がないと言われる!これでは何もできない!」と弟はいう。それに対して私が「お金がないなら、例えば村祭りの際にはポスターに広告スペースをつくって地元の商店からお金を集めるとかすればどうか。」そうアドバイスすると「もうやってる。」「じゃあ、他の自治体もお金がないのは同じだろうから、他ではどうやって予算を浮かせたり捻出したりしてるのか研究してみたり、直に聞いてみたらどうだろう?」そうすると「なんで俺がそんなことをしなきゃいけないんだ。アンタがやって!」という返事が返ってくるというね。役所に勤めてるのはお前でお前がやらなきゃならん事だろうがよ。知るかボケ。ってもんでね。最終的にどうなったかというと、弟は親に相談したわけでございます。親は「正直に自分にはできないと言え。」そうアドバイス。企画力を期待されて中途採用された人間がそれを言うのは自らに死刑判決を下したに近いもんがあるわけでございますよ。そりゃあね、車の運転しかさせてもらえなくなりますわ。残酷な物言いをすると、役所には色々と他の業務があるだろうに、回されないという事は普段からして周囲からどう見られてるかわかるってもので。

私の父親は日本語の受け取り方や物事の理解が相当おかしいけども、弟もこんな感じでね。弟はどこに勤めても長続きはしないと思う。前に帰省してきた時に病気かと疑うほど激痩せしていたので、弟には弟なりのストレスがあるのでしょう。心配ではある。思考回路の融通の利かなさは発達障害の一種なんだろうけども、矯正は効くまい。弟がこっちに帰ってきた場合、父親は似たもの同士で息が合うので喜ぶだろうけど、同じようなのが二倍になるわけで。弟は父親の虚言を見抜けないので父親の異常行動に拍車がかかるのが予想できるだけに、もうね。