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2012年5月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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伝承妖怪お題絵:第4回
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火取り魔【ヒトリマ】:石川県江沼郡に伝わる。蟋蟀橋(こおろぎばし)近くを通ると提灯の火がスーッと消え、通り過ぎるとまた灯るという。(柳田國男『妖怪談義』など)

twitterでやっている伝承妖怪お題絵の4月のお題。締め切りすぎて既にGWだけど!こおろぎ橋という場所は現在もあるそうで、グーグルで検索にかけると見ることができます。こおろぎ橋がある山中温泉が山に囲まれた場所ということを考えると、提灯の火がこころもとなくなる事はさぞや昔の人の不安を煽った事でしょう。現代人の面白みの無い考えを述べるならば、気圧の関係で風が生じ、橋の方からか橋の方へか吹いていたのではなかろうかとか思うわけでございます。北陸という土地と、余った温泉湯を川に流してるであろう関係から温度による気圧差も生じやすいのではないかと。なので、風や気体を連想させるような外見にしました。wikipediaによると正体はキツネであるとも言われているようなので、そのニュアンスも込めて。

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(追記)
気圧の関係で生じる風は昼間は川から陸地に、夜は陸地から川へと吹くそうです。絵の風の線や提灯の傾きは逆ですな。描く前に川風についてきちんと調べればヨカッタ。でも怪奇現象と思えば不自然はないかもしれない。

2012年4月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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「聖闘士星矢Ω」第五話。

セイントファイトで優勝すると白銀聖闘士に昇格ってアンタ・・・。装着者が魔鈴の時には白銀だった鷲座がΩでは青銅になっていたから予想はしていたけども階級性の重みが無いな。無印の時にはあった星座の宿命とかそういったものをあまり感じないというか、実力や実績で昇格するならば無印の青銅5人は揃って黄金聖闘士になっていないとおかしくないかい?前回の「龍峰は伝説の青銅聖闘士・紫龍の息子」という物言いからすると紫龍は天秤座の黄金聖闘士にはなってないっぽいし。そもそも青銅聖衣と白銀聖衣って材質や強度も違うんじゃないの?昇格したら守護星座も変わるんでしょうかね?でもそれでは無印では白銀だった鷲座の説明がつかないし。

前の雑記にも書いたけど無印の時には黄金・白銀・青銅で身体を覆うアーマーの面積に差があったり、最低限身につけている拳速に差があったりと明確な「格」の差があったんだけどなぁ。聖闘士になった時点で星座の宿命により決定されたはずの「格」を主人公である青銅5人が超えていく様が無印の魅力だったわけで、それゆえに無印は「十二宮編がピーク」って言われたりするんですよね。青銅5人組が十二宮編での戦いを終えて、聖闘士・海闘士・冥闘士ひっくるめても実力的に最高クラスの黄金聖闘士とほぼ同等の能力になった以降は「主人公たちが強くなりすぎてつまらない」と言われ、人気下降の一因になったという。(黄金聖闘士を人間が持ちうる最高クラスの戦闘力の持ち主と定義づけた為、敵の○闘士に極端に強いキャラをだせなくなって、ジャンプ漫画お得意の戦闘力のインフレ化がやりにくくなったせいでもあるんですが。)

聖衣のアレンジも属性も別にかまわないんだけど、無印にはあった「神話の時代から~」「星座の宿命」といったロマン成分が全然感じられないはなんとかならんかな。属性システムの導入とパンドラボックス(聖衣収納箱)廃止とクロストーンシステムのせいでよけいに感じるのかもしれないけど、星座も階級もシステム上の記号にしか見えん。無印放送当時の小学生をしびれさせたファクターにロマン成分は多分にあったと思うんだけどなー。あと気になるといえば、Ωの世界の聖闘士の数も無印と同じく黄金12・白銀24・青銅48、イレギュラー4で計88人なのだろうか。青銅聖闘士であるはずの学園の生徒の数が妙に多いんよね・・・。

なんというか、Ωと無印(原作)の比較をすると、無印の十二宮編までの強さの演出やハッタリ感がいかに完成されていたのかがよくわかります。現在進行形の「NEXT DIMENSION 冥王神話」の惨状を見る限りでは車田正美先生は計算ずくではなく天然でやってたんだろうとは思うけど。

「無印とは別アニメ」と頭を切り替えるしかないんだけども、なかなかできません。今までのところ、絶賛するには遠いけども、つまらなくもないという感じ。ただ氷河の現状のみ気になる。カミュが命を賭してまでして習得させてくれたオーロラエクスキューションを弟子にちゃんと伝授しきっていたなら死んでてもかまわないんだけど。
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「聖闘士星矢Ω」第四話。

聖闘士同士の闘技大会、セイントファイトって…。前回の雑記でも触れたとおり、この手の学園ものにつきものだからあるだろうなとは思ったけど。展開はやいな。ギャラクシアン・ウォーズの再現はやっぱりセイントファイトでやるっぽいですね。無印では拳速が重要で紫龍の廬山昇竜覇を撃つ時のわずかな癖をついて星矢が勝利しましたが、今のところΩって属性に言及はすれども拳速についてスルーなんよね。属性属性って「時代が変わった」の一言で済ませちゃうのかYO!無印で黄金聖闘士が圧倒的存在だったのは究極の小宇宙であるセブンセンシズを身につけ、光速拳が使える存在だったからなんですよね。星矢は青銅聖闘士になれた時に拳速がマッハを超え、同じマッハの拳速でも上のレベルにいた白銀聖闘士のミスティに苦戦し・・・、という積み重ねが、より黄金聖闘士の次元が違う強大さを引き立てていたわけで。今の属性至上主義で演出的に黄金聖闘士の強大さが伝わるのだろうか。

それにしてもΩの聖衣は壊れるところが想像できないなー。アーマーというよりもボディスーツの延長みたいなデザインだし。無印ではドラゴンの盾を殴った時点でペガサス聖衣の拳って壊れてなかったかな。聖衣は無印ではよく壊れてた(映画なんかでは黄金聖衣も)けどもΩもそのうちに壊れるのかなー。ジャミールイベントもそのうちにやって欲しいな。
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「聖闘士星矢Ω」第三話。女聖闘士のユナ登場。

まず思ったのが、仮面をはずす動機付けが弱いということ。女聖闘士が仮面をつけるのは「女であることを捨てるため」。で、あると同時に聖闘士星矢という漫画は基本的に少年と少年が戦う男の物語であるわけで、仮面は女性という記号を排除するシステムでもあったわけです。無印からして、氷の中から救い出された氷河を瞬が暖めるなどホモっぽい描写もあったりして男くささをアピールしつつも、女性ファンに媚びていたわけでございます。

いっそのことユナを性同一障害にしてしまって、女として扱われるのが嫌だからはずす、としてくれたほうが説得力があったかも。設定上、前述したように女聖闘士が仮面をつけるのは「女であることを捨てるため」なんですが、その制度そのものが男女の扱いの差を助長している、とか主張したりして。で、レギュラーの少年たちの末席に加わりつつ、敵の引き立て役としてパンツだとかあざといカットをみせつつやられる役にするほうが、リョナ趣味の大きいお兄さんにも人気が出るんじゃなかろうか。なんて思いながら観ておりました。我ながら嫌な大人だ。でもΩは徹底して子供向けっぽいので、その手の設定は無理かなー。女性ファンの人気のウェイトが大きい、男キャラだらけの漫画のヒロインは徹底的に女性ファンから嫌われるのはよくある話ですが、ユナはどうなるでしょうね。

教官である檄が聖闘士の掟について語った時に、「お前、無印でギャラクシアン・ウォーズに出場して掟破りの私闘をやったじゃねーか」と心の中でツッコミをいれてたら、劇中で「俺も過去に掟を破って・・・」とつながってましたね。原作をちゃんと拾ってくれるのはうれしいなぁ。でも「自分の心のルールに従う」って言ったところで、光牙の行動もユナの仮面はずしも我侭にしか見えないのがなー。それを推奨してしまう檄も教官としてどうなんよ。

次回は紫龍の子の龍峰が登場だそうです。無印の時に紫龍って14歳だよね?幼馴染の春麗も同じくらいの年齢だよね?Ωって無印から何年後なんだろう。この手の学園モノの定番・闘技大会まで引っ張ってギャラクシアン・ウォーズの星矢と紫龍を再現するのかと思いきや、次回でやりそうな予感。
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キャラクター
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某公募に送ったもの。ヨーロッパの企業の日本支社のマスコットなので、外人が歌舞伎の格好をしている姿にしたんだけど、何の商いをしているのかわかりにくかったかも。
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本日は聖闘士星矢Ωの第二話の放送でございました。属性とか言い出したぞ、おい。光・闇・火・風・雷・土・水ってRPGかよ!カードゲームがでそうな予感!無印の聖闘士を属性に当てはめると何になるんだろ。紫龍=水(水系の技は持ってないけど)、一輝=火、瞬=風、氷河=水?風?星矢=光牙と同じく光?バラで攻撃するアフロディーテや変な技だらけのシャカといったイロモノ系、肉体での攻撃のみのミロ・アルデバラン・シュラはどうなるんだろ。無理すぎるどころか、技のイマジネーションを抑制しかねないんじゃなかろうか。

おまけに聖闘士を育成する学校って!舞-乙HIMEか異世界の聖機師物語の後追いをするつもりではなかろうな!挙げたどちらも好きだけど!

ところでクロストーンって何?前回から気になってたけど、おなじみの聖衣収納箱はいずこ!?資格が無いものがあけると災いがでてくるという脅しつきのオブジェ収納箱は!?成長した貴鬼が登場して「新技術で聖衣を改良しましたー」とでもフォローしてくれると、まだ納得できるんだけど。聖衣が小宇宙を燃やした状態でないと重いプロテクターにしかすぎないというのをやってくれたのは嬉しかったかな。光牙は瞬と同じような天才肌かと思いきや泥臭い成長描写も期待できそうな感じ?

あとマルスの配下は狂闘士(バーサーカー)の4つの軍団じゃないのか。アレスとは別の存在という認識でいいのかね。火星士(マーシアン)って・・・。海将軍が7つの海、神闘士が北斗七星、冥闘士が108の魔星というこじつけがあったようにマーシアンにもこじつけはあるのだろうか。
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本日は聖闘士星矢Ωの第一話の放送でございました。なかなか良い感じでした。今時の映像だと流星拳と敵の攻撃のぶつかり合いはカラフルになるのか。聖衣の襟元やスカーフ、ひじ関節といったアレンジも好意的に受け止められましたが、サジタリウスの羽だけはどうにかならなかったのだろうか。翼っぽくないよ!無印だとオピュクスの聖衣はレオタードの上にビキニ鎧みたいな面積だったのに無印の黄金聖衣なみに身体を鎧が覆ってるのはどうなんでしょうね。原作だと身体を覆う鎧の面積でも青銅<白銀<黄金と差別化してあったんだけど、無印アニメの最初の青銅聖衣もそのあたりを無視してたことを思うとアニメを踏襲してるのかな。

光牙の師匠がシャイナさんというのはちょっと意外。女聖闘士の仮面は撤廃されたのかと思いきや、彼女はちゃんとつけておりました。終盤で電気をロープ状にして謎の敵を足止めしていましたが、あれは何という技なんでしょうね。持ち技がサンダークロウだけでは可哀相なので名前を叫んで欲しかったかも。辰巳が登場してたのも良かったですなー。ちゃんと竹刀と胴着姿も披露したし!

あのペンダントの宝石から聖衣がでてくるシステムについては今後のエピソードでフォローはあるのでしょうか。気になるといえば聖闘士星矢というと玩具の売り上げが大きな後ろ盾だと思うのですが、Ωの聖衣は鎧←→オブジェの行き来が無理そうなのはスポンサー的にはどうなんでしょうね。反発は無かったのだろうか。

それにしてもΩの第一話を観てると、無印で総作画監督を務め、去年亡くなられた荒木伸吾さんの絵が思い出されます。無印には髪やアテナのスカートのたなびきという荒木節ともいえる演出があったけど、Ωでは踏襲しないのかなー、と思って見てたら光牙の前髪がたなびいてましたね。なんか微妙に違う感じだったけど。

光牙は最初から素質と高い潜在能力がある瞬と同じようなタイプっぽい?星矢みたいに拳速がマッハを超えるところから始まってステップアップして開花いくような展開が見たいけど、第一話を見た感じではそんなタイプには見えませんな。そのあたりの泥臭い描写を脇のキャラでも良いから拾ってくれるといいな!

来週はライオネットの聖闘士が登場するみたいですが師匠はだれなんでしょうね。蛮だと嬉しいけど。シャイナや辰巳が登場したことによって無印の生存キャラの登場も期待できそうですなー。カミュが命がけでオーロラエクスキューションを氷河に伝授したように、氷河が弟子に伝授する熱い展開を期待したいところだけどメインキャラに氷の聖闘士いないみたいなんよねー。

2012年3月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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伝承妖怪お題絵:第3回
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シッケンケン:長野県諏訪郡に伝わる。雪の中に現れる女で、出会った人を紐で縛ってしまうという。片足飛びで移動することからこの名前がついたといわれている。(『綜合日本民俗語彙』など)

twitterでやっている伝承妖怪お題絵の3月のお題。「紐で縛る~」というくだりは、方言で凍えたり・悴んだりする様を「しばれる」という地方があるので、その流れでついた特徴かな。雪国で片足飛びで移動となると雪にズボズボ埋まりそうなので身体のサイズを縮めて妖怪というより妖精っぽいイメージで描いてみました。片足飛びに見えるのは空中を大きく蹴りながら移動しているから、みたいな感じで。
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deviantartに登録しました。コミュニティに入ろうと思ったら似たようなのが一杯あって何がなにやら。気軽にコメント、というか賛辞をくれるので嬉しくはあるんだけど、英語力に難ありなので返答に困る場合も。アメコミのデフォルメキャラの反応が良いのも嬉しい。

http://amakoma-ya.deviantart.com/

実を言うと昔に一度登録したことがあって、その時は成りすましや無断転載と思われて、「これは本当にお前が描いたのか」みたいな突撃をくらって撤退したんですよね。この手合いって「自分が描いた絵です」と有りのまま述べても納得してくれないし。お絵描きさんねっとわーく関連で過去にありましたが、「己の信じたい妄想が最初にありき」のタイプだと何年にもわたって意味不明の突撃してきたりするんですよね。変なのにひっかかりませんように。

2012年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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伝承妖怪お題絵:第2回
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覆い掛かり【オイガカリ】:広島県比婆郡に伝わる。歩いていると後ろから覆いかかってくるという。(柳田國男『妖怪談義』)

twitterでやっている伝承妖怪お題絵の2月のお題。おぶさり系の妖怪の起源って、ムササビあたりの生息地域に行商人といった他所の人間が通りがかった際に背中に飛び乗られ妖怪と思ったのが半分、沼地や火山地帯を通りがかった人が発生したガスを吸って身体が重く感じたりしたのを妖怪のしわざにしたが半分、そんな感じなんじゃなかろうかと夢がないことを思ったりするのですがー…。前者だと先月描いた絵と変わらなくなっちゃうし、後者でいこうと筆を走らせたものの他の参加者の方の絵と割りと外見のイメージが似通っていたので、もっと大胆にやればよかったと思わなくも。