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伝承妖怪お題絵:第19回
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麻姑(原文は「魚+摩・鮕」)【マコ】:神奈川県横浜市金沢区に現れた。流圓坊という僧の元に海から二匹で現れ、よく懐いたという。体のどこかが痒いと思うと、口にせずとも察して、気持よく掻いてくれたという。(井原西鶴『西鶴諸國ばなし』)

twitterでやっている伝承妖怪お題絵の7月のお題。孫の手の由来の妖怪ということで手を孫の手っぽく描いてみました。

この妖怪についてはこちらのサイトが詳しいのでご紹介をば。
http://ewigleere-memorium.jimdo.com/2013...

2013年11月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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熊本の妖怪
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今にも坂【いまにもさか】:熊本県下益城郡豊野村下郷小畑(現・宇城市)の話。ここに「今にも坂」という坂があるが、昔、ここに大入道が現れて通行人を驚かせた。以来、人がその話をしながらこの坂を通ると、「今にも」という声がして、その大入道が現れるという。「今にも坂」の名はこの大入道に由来する。(wikipediaの「大入道」の頁より。)
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熊本の妖怪
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クズ【くず】:五木村の祇園池にはクズと呼ばれる大きな亀も住んでおり、この池から約900メートル難れた祇園社(八坂神社)の間を毎年のように行き来している姿が目撃されていたという。(五木村民俗調査団編『五木の民俗』)

クズ・・・。名は体をあらわすと言いますが、この名前は何なのだろうと考えてみた所、蓑亀にたどり着きました。このクズは絵画の題材になる蓑亀ほど見た目が良い感じでは無いものの、藻屑をいっぱい体につけた亀だったのではないでしょうか。と、いうのを踏まえてそんな感じに描いてみました。

案外、葛の葉っぱみたいな色をしていたから「クズ」という名前で呼ばれてた、というオチかもしれないけど。
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熊本の妖怪
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うそ越【うそごえ】:天草郡一町田村益田(現・天草市)にうそ越と言うのがある。昔から物騒なところで、ある時二人の旅人が夜おそくここを通りかかって、「昔はここに血のついた人間の手が落ちて来おったそうだ」と言って、お互いにぞっとして顔見せた瞬間に「今も――」と声がして血の滴る手が坂を転び落ちてきた。二人は吃驚して思わず早足になり、少し行ってから、また「ここには生首が落ちて来おったそうだ」というとすぐにまた上の方から「今ああ……も」と声がして恐ろしい生首が眼の前にころころと転げ落ちてきた。二人はもうたまらず一所懸命に駆けだした。(浜田隆一『天草島民俗誌』)


うそ越・・・。
・・・・・・。
・・・。

いつぞやの「馬鹿様の石碑」といい、からかわれてるような気がして不安になってくる名称ですよね。現在の天草に存在するのかわかりませんが、宮崎県延岡市北方町と鹿児島県川内市中村町に「うそ越」という地名があるようです。九州にはよくある名前だったのかも。

上天草市(大矢野)の登立八幡宮に「うそかえ祭り」というものがあります。
「うそ鳥」にちなんだ祭りで、うそ鳥の「うそ」は口笛を意味する古語なんだそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E...

鳥の名前に、峠を指す「越」をつけて「うそ越」なんだろうと思います。タブン。

2013年8月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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愛知おもてなし妖怪隊
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twitterでやっている伝承妖怪お題絵・・・ではありません。番外編。

猩猩【しょうじょう】:「愛知おもてなし妖怪隊」の猩猩の項目参照のこと。お祭りの猩猩のイメージと、一般的に猩猩といえば猿なので猿っぽさを多めに入れて合いの子みたいな感じに仕上げました。

http://aichiyoukwaitai.web.fc2.com/

怪作戦
http://ranryoutei.blog.shinobi.jp/%E3%83...